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中嶋一輝戦に勝利しベルトを奪還した後、防衛戦に臨む栗原慶太選手。千葉選手は今回2回目となるタイトル戦に挑む。お互いプライドをかけた戦いは、序盤こそ互いに探りながらの緊張感漂う静かな立ち上がりとなった。2ラウンド目からは徐々にペースを掴み、栗原チャンピオンのプレッシャーにも動じずに手数を増やし的確にヒットを狙う千葉選手。一方、栗原選手も徐々に手数を増やし左ジャブからのフック、アッパーを交え白熱した試合展開になった。
試合は4ラウンド目までは栗原選手の優勢で試合はすすむ。6ラウンド目から千葉選手が攻勢に立つと千葉選手のパンチが栗原選手を捉え始める。
7ラウンドからは接近戦に持ち込み、ボディ、アッパーと連続した攻撃から的確に顔面をとらえ栗原選手を圧倒。栗原選手もこれに交戦しお互い一歩も引かない白熱した打ち合いの展開となったが、12ラウンド50秒レフリーストップで惜しくも栗原選手の敗退となった。
激しい打ち合いとなった今試合は千葉選手に軍配が上がり、栗原選手はタイトルを防衛できなかったが、観客、ファンに最後までその戦う雄姿を見せた。
再びタイトル奪還へ。
会場に観戦に来ていただいた皆様、誠にありがとうございました。
皆様の応援、声援に応えることが出来なかったですが、まだまだ世界を狙いに行きます。
引続き、どうぞ応援のほどよろしくお願いいたします。